執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。

質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

プレゼンでは、質疑応答がつきものです。

わかりやすく説明するのはもちろんですが、すべての人が理解できるとは限りません。

説明の途中で疑問に思えば、質問を投げることになります。

問題は、どのような質疑応答の形を取るか。

質疑応答の形式には、大きく分けて2種類あります。

「質疑応答はいつでもうかがいます」

「質疑応答は最後にまとめてうかがいます」

質疑応答なのだから、どちらでもいいと思っていませんか。

とんでもない。

このどちらを選ぶかによって、プレゼンの進め方は、まったく異なります。

まず「質疑応答は、いつでもうかがいます」という形式は、リアルタイムで質疑応答ができるというメリットがあります。

しかし、逆を言えば、話を途中で折られやすく、時間どおりに進めにくいデメリットがあります。

しかも、いつ誰がどのくらいの質問を投げてくるか不透明であるため、時間配分が難しくなるのです。

もちろんプレゼンの上級者なら、手際よく質疑応答をこなすこともできるでしょう。

しかし、初心者には、少しレベルが高い。

そこでおすすめなのが「質疑応答は最後にまとめてうかがいます」という形式です。

この形式なら、プレゼンが終わるまで、話を折られることがありません。

時間配分も計画どおりに進めやすくなり、自分のペースで発表ができるようになるのです。

プレゼン初心者が心がける基本(7)
  • 質疑応答は、最後にまとめる。
プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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