執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。棒読みを避ける方法とは。

資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。棒読みを避ける方法とは。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

プレゼンの資料に書かれていることを、単に棒読みするのはよくありません。

聞き手が眠くなるような、悪いプレゼンの典型です。

聞き手は、書かれていることを棒読みするくらいなら、わざわざプレゼンをする必要はないと思ってしまうのです。

棒読みを避けるため、発表者は書いている内容だけでなく、書かれていない内容も発表しましょう。

さて、ここが問題です。

書いていない内容を発表するのは、なかなか難しいものです。

本来、発表する内容は、あらかじめ資料にすべて書いているはずですね。

書いていないことまで発表するとはいえ、ネタがありません。

どうすればいいのでしょうか。

資料には重要ポイントのみに絞って記載し、本番で補足説明を追加すればいいのです。

棒読みを避けることができます。

「発表者は聞き手のことを考え、補足説明をしてくれている」と機転を利かせた印象を与えることができるようになります。

発表者の持っている資料には、重要ポイントも補足説明など、全部書いているといいでしょう。

この効果は、棒読みを避けるだけではありません。

資料の合計文字数を大幅に削減できるようになります。

重要ポイントだけが押さえられているため、資料全体の見通しがよくなるのです。

プレゼン初心者が心がける基本(17)
  • 資料には重要ポイントを記載しておき、プレゼン本番は補足説明を追加する。
現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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