勇気がないときに、無理に出そうとするのは、根本的な解決になっていません。
本来、プレゼンへの勇気は、自然と身につくものです。
一言で言えば「慣れ」です。
経験をすればするほど、緊張は小さくなります。
しかし、経験を増やすまでが大変なのです。
不慣れな時期は誰にでもあること。
避けては通れません。
慣れないうちに、上手にできれば苦労はしないのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
プレゼンに慣れるまでは、初心者であることを宣言すればいいのです。
「プレゼンに慣れていない初心者ですが、よろしくお願いします」
すると、余計なプレッシャーがなくなり、肩の荷が下りて、逆にうまくプレゼンを進めることができます。
これは使えます。
いわば、車の若葉マークと同じです。
自動車の運転でも、初心者マークのついた車に対しては、丁寧で優しい対応を取ってくれます。
プレゼンの場合も同じです。
多少の不手際があっても、初心者であることを考慮して、寛大になってくれるでしょう。
ただし、約束があります。
この言葉を使うのは、あくまで初心者のときのみです。
いつまでも「自分は初心者です」と言い続けるのはよくありません。
プレゼンの経験が増えて慣れてくれば、この発言からは卒業しましょう。
あくまで、初心者が一定の経験数を得るまで使用が許される「若葉マーク」として、活用しましょう。