プレゼンで、弱みを見せたら最後です。
企画や提案が不採用になる可能性が高くなり、発表者の評価まで下がってしまいます。
プレゼンとは、芝居を演じることと同じです。
主役の態度が悪いと、主役の評価ばかりでなく、芝居全体の評価も落ちてしまいます。
本当は緊張していても、それを表に見せない演技は大切です。
データや説明内容の嘘をつけ、と言っているのではありません。
データや説明内容の嘘はいけません。
緊張や自信など、精神面の部分の嘘ということです。
緊張していても、表に出さない。
むしろまったく緊張していないように見せかける。
自信がなくても、表に出さない。
むしろ自信満々であるように見せかける。
わかっていなくても、表に出さない。
むしろ熟知しているかのように見せかける。
精神面の嘘は、犯罪ではありません。
そうした嘘は、プレゼンでは大切です。
弱い犬ほど、強がってよく吠えますが、それに近いイメージです。
弱みを隠すために、強気であるように見せかけます。
立派な防御反応であり、そうするからこそ、自分を守ることができるのです。
発表者が強気になるからこそ、発表する内容も素晴らしい内容に見えてくるのです。