「下見」という言葉を軽く考えている人がいます。
下見は、重要です。
お金もかからず、さほど時間もかからないのですから、絶対にすべきです。
あなたのプレゼンは、どこで行いますか。
慣れた部屋で行うならいいですが、大勢が集まる場所になると、大きな部屋で発表することになるでしょう。
普段、なかなか使わないような大会議室かもしれません。
そうしたとき、やはり場所の下見は必要です。
ただでさえ緊張しているわけですから、慣れない雰囲気に飲み込まれないよう、先に雰囲気を確認しておくのです。
一度でも確認ができれば「あの場所で行うのだな」とイメージができるようになり、安心感につながります。
部屋の広さや雰囲気、窓の位置、スクリーンの位置などを確認します。
参加人数分のいすと机があるかどうかもチェックです。
参加者分の資料は用意できたが、肝心のいすと机が足りなかった、という失敗はよくあります。
特に忘れがちなのは「電源の確保」です。
ほとんどの場合、プレゼンでは大きなスクリーンに映し出すプロジェクターやパソコンなどを使うのではないでしょうか。
あらかじめ下見をして、どこにコンセントがあるのか確認です。
さて、コンセントがあっただけでは安心できません。
次の確認は、電源ケーブルの長さが足りるかどうかです。
ケーブルの長さが足りないなら、延長ケーブルを用意する必要がありますね。
もしくは長さが足りるように、スクリーンの配置を変更する必要があります。
そうしたことを、本番中いきなりやるのは無理があります。
だからこそ、下見は重要なのです。