プレゼンでは、身ぶり手ぶりを入れて、発表しましょう。
言葉だけでの説明では抽象的ですから、両手を使えば、話の具体性は増します。
聞き手はわかりやすいと感じるに違いありません。
しかし、身ぶり手ぶりの意味とは、それだけではないのです。
聞き手のためだけではない。
身ぶり手ぶりは、自分のためにもなります。
次回、大勢の前で話す機会があれば、ぜひ身ぶり手ぶりを取り入れてみましょう。
身ぶり手ぶりをすればするほど、なぜか気持ちが落ち着く効果に気づくはずです。
緊張がほぐれ、いらいらが静まっていく。
適度に体を動かすことは、気持ちの安定をもたらす効果があります。
見方を変えれば、貧乏ゆすりと同じです。
いらいらしているときに貧乏ゆすりをすると、自然とリラックスしませんか。
体の一部を動かすことで、緊張やいらいらなど、感情の起伏を落ち着かせる効果があります。
散歩をすれば、気持ちが落ち着くというのも同じです。
体を動かすことで、ストレスを発散させ、気持ちを静める効果があるのです。
もちろん発表の途中で貧乏ゆすりや散歩をするわけにはいきません。
その代わりになるのが、ジェスチャーというわけです。
ジェスチャーのいいところは、貧乏ゆすりには見えないことです。
むしろ、プレゼンに慣れているような印象を与え、高評価につながります。
身ぶり手ぶりを取り入れることで、聞き手や自分の心理面を操作できるのです。