新しい職場に着いたとき、初めに覚える仕事の1つに「プリンター」があります。
プリンターはほとんどの職場で置いています。
パソコンと同じく、使い方を覚えなければなりません。
パソコンはOSが異なっても基本的な動作は大きく変わりません。
しかしプリンターは、メーカーが異なれば、使い方もまったく異なります。
ここが、厄介なところなのです。
新しい職場に就いて、仕事を覚えることはもちろんですが、プリンターの使い方を覚えることも大事な仕事です。
プリンターには、単純ながらも覚えなければならない基本操作が、たくさんあります。
「片面印刷」
「両面印刷」
「カラー印刷」
「2分割」
「4分割」
「用紙の補給」
「インクの入れ替え」
「紙のサイズ指定(A3,A4,B5,B6など)」
忘れてならないのが「紙が詰まったときの対処」です。
私は今までいろいろな職場のプリンターを触ってきましたが、紙のつまらないプリンターはありませんでした。
仕事の多い職場ほどプリンターは1日中動いていますから、必ずどこかのタイミングで紙が詰まり、自分が直すことになります。
修理の人を呼べばいいというのんきなことは、スピードを重視する今の世の中ではまれです。
修理の人を呼ぶ時間もお金もなく、自分で紙詰まりを直すことができるようにならなければいけません。
メーカーの修理の人より、詳しくなるくらいの心がけでいいでしょう。
もちろん基本的な操作は、仕事をしながら覚えるより、仕事の前に覚えたほうがいいでしょう。
間違ってプリントしてからでは、紙を無駄にしてしまいます。
仕事を素早く行えるようにするためにも、まず使い方を覚えることです。
プリンターの使い方は、どのマナー本にも当たり前すぎて書いていませんが、だからこそ積極的に覚える必要があるのです。