学生までは、自分一人の勝手な行動が許されました。
好きな人と、好きなことができました。
嫌いな人がいても、無視をすればいいだけです。
ねぎらいの言葉には、次の2つをよく耳にします。
「ご苦労さま」
「お疲れさま」
「取り出したものは、使い終われば、元の場所に戻す」
これは当たり前のことですね。
当たり前だと頭でわかっていても、人によってはしない人がいます。
私と一緒に仕事をしている人が、風邪を引いているにもかかわらず出社していました。
「ちょっとの風邪くらいで休めない」
「やらなければいけない仕事が山積みなんだ」
風邪を引いたら休むというのは、れっきとした仕事マナーです。
風邪を引いているにもかかわらず出社されると、ほかの人に風邪を移してしまいます。
かなり迷惑です。
相手を敬う言葉として「敬語」があります。
社会人ともなれば、敬語にも気をつけるのが基本です。
上司といった目上の人に対して、敬意を払った言葉は、人間関係にも大きく影響します。
あなたが社会人になり、まずなにより心がけてほしいことは、コミュニケーションです。
コミュニケーションと言っても「うるさく雑談をしろ」というわけではありません。
報告・連絡・相談を通して、コミュニケーションをしてほしいのです。
休暇届を直前になって出す人がいます。
ひどい場合、当日の朝に休暇の連絡という場合もある。
突然の不幸や体調不良など、出社が難しい場合ならまだわかります。
異変は、ある日、突然やってきました。
私は大きな仕事を抱えてきて、数カ月間にわたる仕事の区切りをようやくつけた木曜の午前。
急に、体がどんと重くのしかかりました。
体調を崩し、出社ができない場合には、会社に欠勤の連絡をします。
避けられるものなら避けたい突然のお休みです。
やはり人間ですから、体調を崩してしまう場合もあります。
電車遅延や渋滞により、会社へ遅刻してしまうことがあります。
わずか1分や2分程度遅れるなら、まだわかります。
しかし、10分以上遅れることがわかっている場合は、遅刻する旨を会社へ連絡しましょう。
社内には、たくさんの備品があります。
会社のお金で購入したものですから、たくさんの備品が揃っています。
・鉛筆
先日、こうしたことがありました。
仕事中に、お客さまからAさんに連絡がありました。
「お世話になっております。○○商事の鈴木です。Aさんはいらっしゃいますか」
「ぶっちゃけ、マジ、やばいって感じ」
「知らねぇ~よ」
「死ぬほどむかつく」
社会人になってからは、話の内容にも気をつける必要があります。
あなたが社会人になってから、久しぶりに旧友と会って話をすることがあります。
「久しぶりだね。最近、仕事の調子はどう? どんな仕事をしているの?」
上下関係といえば、一般的には年齢です。
「年上、年下」を基準にした上下関係は、学生までです。
社会人になってからの上下関係は、もはや年齢は関係ありません。
「あれもダメ」
「これもダメ」
「全然ダメ」
社会人になってからは、整理整頓も仕事のうちです。
学生までは個人の自由だった整理整頓も、社会人ではしなければいけないという「must」です。
デスクの上の物を整理しておかないと、大切な資料が見つかりにくくなったり、汚れたりします。
社会の挨拶は、人間関係の潤滑油です。
人間関係は、コミュニケーションの量が決め手です。
話をする機会が多くなればなるほど、仲良くなります。
「おはようございます」
挨拶されると、嬉しくなりますね。
「気にかけてもらえている」と思い、その人に対して好印象になります。
仕事でミスはもちろんしないほうがいいに決まっています。
言うまでもありませんね。
しかし、どんなに慎重に仕事をしていても、人間ですから、間違えたり失敗をしてしまったりすることがあります。
ある日、私の職場にベテランの新人が入ってきました。
ほかの人より年上で、話をしていると仕事ができるというのがすぐわかります。
実際に仕事をさせてみると、たしかにほかの人より仕事ができます。
営業のような外回りの仕事では、社外にいる時間のほうが長くなります。
また商品の説明のために、お客さまのところへ出向く場合もあります。
「会社の外でする仕事」です。
悪い癖は、挙げれば切りがありません。
・もぞもぞした話し方が癖の人
・声が小さく話す癖の人
新しい職場に着いたとき、初めに覚える仕事の1つに「プリンター」があります。
プリンターはほとんどの職場で置いています。
パソコンと同じく、使い方を覚えなければなりません。
多くの人と人とが集まっている社内では、コミュニケーションは欠かせません。
言葉遣いには、敬語・謙譲語・丁寧語などがあります。
コミュニケーションがあってこそ、たくさんの人が団結して、質の高い仕事ができるようになります。
いくら自分の机とはいえ、何でも好き勝手にというわけではありません。
ときどき、資料を出しっぱなしにして席を外す人がいます。
トイレくらいのような短時間ならいいのですが、会議に出席して何時間も席を外すような場合には要チェックです。
学生時代からの名残で、社会に出てからも「独り言」を言いながら仕事をする人がいます。
私の職場にも、独り言を言いながら仕事をする人が、結構大勢います。
独り言の内容は、実にさまざまです。
それぞれの職場には、それぞれの仕事の仕方があります。
マニュアルです。
「この仕事には、このように対応する」
「今、話しかけても大丈夫かな?」
話しかけるタイミングは、恋愛だけの話ではありません。
仕事においても「話しかけるタイミング」は恋愛同様に大切です。