執筆者:水口貴博

社内ビジネスマナーの30の基本

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机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。

机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。 | 社内ビジネスマナーの30の基本

いくら自分の机とはいえ、何でも好き勝手にというわけではありません。

ときどき、資料を出しっぱなしにして席を外す人がいます。

トイレくらいのような短時間ならいいのですが、会議に出席して何時間も席を外すような場合には要チェックです。

いくら自分の机とはいえ、出しっぱなしで席を外してはいけないのです。

まず一点として、セキュリティーの問題です。

機密情報に関わる資料を机の上に置きっぱなしにしていると、ほかの人の目にも止まります。

ほかの人に知られてはいけない情報が掲載された資料が机の上に出しっぱなしになっていると、何のための機密情報かわかりません。

またほかの社員が少しした拍子に、あなたの机に荷物を置くこともあるでしょう。

机の上のものを重ねたり、落としたり、散らかしたりと、なくしてしまう危険性も高くなります。

ほかの資料と混ざり、行方がわからなくなってしまうこともあるでしょう。

そんな散らかっている机を見て、ほかの社員は気持ちよく思いません。

「だらしない」という印象を与えます。

単純に、机の上に出しっぱなしのままの状態は、整理整頓もできない人に映ります。

忘れてならないのが「盗まれる危険性」です。

万が一、社内に悪意を持った人間がいると、机に出しっぱなしにしている書類を盗んでいく可能性があります。

社内には、社外からやってきている人間が出入りする場合もあります。

社内には悪い人はいないと思っていても、100パーセントとは言えません。

長時間席を外すときには、きちんと机の上に資料をしまってから、席を外すようにしましょう。

社内ビジネスマナーの基本(27)
  • 長時間席を外すときには、資料を机の中にしまってから外す。
独り言を言いながら、仕事をしない。

社内ビジネスマナーの30の基本

  1. 仕事マナーがあれば、嫌いな人とも一緒に仕事ができる。
  2. 「ご苦労さま」と「お疲れさま」の違いに気をつけよう。
  3. 取り出したものは、使い終われば、元の場所に戻す。
  4. 風邪を引いたときには、無理をせず休む。
  5. 風邪を引きかけているときには、マスクを付けておこう。
  6. いつの間にか二重敬語を使っていませんか。
  7. 報告・連絡・相談は、社会人としての基本マナー。
  8. 休暇届を、直前になって出すのはタブー。
  9. ストレスがかかっているときは、ストレスを感じない。
  10. 欠勤の連絡を、親にさせない。
  11. 遅刻連絡のときには「遅れる理由」と「目安」を伝えるようにしよう。
  12. 会社にある備品は、持ち帰ってはいけない。
  13. 長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。
  14. 言葉遣い(敬語・謙譲語・丁寧語)は、社会人にとって欠かせない技能。
  15. 社内の話を、社外で話してはいけない。
  16. 会社の上下関係は「年齢」ではなく「キャリア」である。
  17. ダメと言っている人が、ダメになる。
  18. デスクの上の整理整頓も、仕事の1つ。
  19. 挨拶をすれば、人間関係がよくなる。
  20. 挨拶は、言われる前に、言う。
  21. 失敗は、して落ち込むのではない。
    して、飛躍するのだ。
  22. いくらベテランでも、新しい職場では新人である。
  23. いくら定時が過ぎているとはいえ、直帰する場合には、会社に連絡をする。
  24. 社会人になってからは、悪い癖は無視できない。
  25. プリンターの使い方を覚えるのも、仕事のうち。
  26. クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなる。
  27. 机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。
  28. 独り言を言いながら、仕事をしない。
  29. マニュアルはあっても、頼りすぎない。
  30. 話しかけるときには、タイミングを考えよう。

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