プレゼンの参加人数がわかれば、資料は何部、準備しますか。
「もちろん、参加人数分の資料を準備する」
参加予定者が10人なら、10人分の資料。
参加予定者が30人なら、30人分の資料です。
人数分の資料を用意する場合が多いのではないでしょうか。
当たり前のように思えますが、人数分の資料を用意するのはよくありません。
本番では参加者が増える可能性があるからです。
「大変だ。資料が足りない」
「コピーをするべきか、どうしようか……」
資料が足りないだけのことです。
隣の人と資料を共有すれば、それほど大きな問題にはなりません。
しかし、プレゼンに慣れていない時期は、動揺してしまうのです。
自分の準備に大きな不手際があったかのように思い、罪悪感を抱いてしまいます。
ここでの動揺が緊張につながりやすくなります。
くよくよ考えてしまい、罪悪感を本番まで引きずってしまう。
人数分ちょうどの資料を用意するのではないのです。
人数分より余分に資料を用意しておくことが大切です。
多めに用意しておけば、万が一、本番で参加者が増えても、対応できるようになります。