執筆者:水口貴博

時代の先を読む力をつける30の方法

18

マスコミの情報を、何でもうのみをしてはいけない。

マスコミの情報を、何でもうのみをしてはいけない。 | 時代の先を読む力をつける30の方法

あなたは情報収集のために、どのような手段を使っていますか。

自分から企業に行って、代表者から話を聞いたり、工場を訪問したりしている人は少ないことでしょう。

自分が情報を集めるのは現実的ではありません。

時間と体力がかかりすぎます。

そのため情報の収集には、マスメディアの力を借りる場合がほとんどでしょう。

企業のインタビュー記事や事件などを、わかりやすく大衆向けに情報発信しています。

特にテレビなどは無料で見られるため、頼りにしている人も多いはずです。

しかし、マスメディアで公表されている情報だからとはいえ、何でもうのみにするのはよくありません。

マスメディアはスポンサーからの収益によって運営されているからです。

スポンサーがあって初めて成り立つ事業です。

テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアには、必ず広告を出すスポンサーがいます。

そのため、広告主であるスポンサーに都合のいいように書かれた内容があります。

お金を出してもらっていますから、多少スポンサーの記事は、事実より表向きがよいように書かれています。

あってはならないことですが、事実を曲げている場合もあります。

もちろんすべてがその限りではありませんが、そういうことがあるのはたしかです。

そのほかにも気を配る点は数多くあります。

「記者の偏見で書かれている記事ではないのか」

「話題を作るために、大げさに書いているだけではないか」

「臆測を誇張した記事ではないのか」

そういうところに気を配りながら、記事を読んでください。

マスメディアに書かれていることを、すべてうのみにするのではありません。

記事に書かれていることの真実を見極める目が必要なのです。

時代の先を読む力をつける方法(18)
  • マスメディアからの情報を、うのみにしないようにする。
コマーシャルの時間は、時代を学ぶ時間になる。

時代の先を読む力をつける30の方法

  1. 時代の先を読み、生活の向上に結びつける。
  2. 今の状態を知ることなしに、未来の状態を正確に予想はできない。
  3. 自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる。
    自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ。
  4. マスコミのゴシップやスキャンダルは、完全に無視して問題ない。
  5. あらすじをまとめた記事を使って、素早く情報を収集する。
  6. 「週刊ダイジェスト」は、忙しいビジネスマンにもってこい。
  7. ブームは、急速に全国に広まった後、急速に忘れ去られる。
  8. 人気が出ている商品やサービスは、その時代を象徴している姿である。
  9. 電車の中で、時代の流れを予想する。
  10. 店の入り口付近こそ、時代の最先端が見える場所。
  11. ベストセラーは、現代社会のニーズが最も反映されている。
  12. 歴史は、人の感情が作り出している。
  13. わかりやすくなれば、ヒットしやすくなる。
  14. 子どもに投資することは、未来に投資すること。
  15. 子どもたちに異変があっても、今なら改善に間に合う。
  16. 都会の中をぶらぶらして、刺激に接する。
  17. 今まで見たこともないような商品や新しいサービスには、特に要チェック。
  18. マスコミの情報を、何でもうのみをしてはいけない。
  19. コマーシャルの時間は、時代を学ぶ時間になる。
  20. デパートのショーウインドーから、最新のファッションセンスを学ぶ。
  21. 高機能・高性能に走りすぎると、逆に衰退する。
  22. 今を一生懸命に生きることで、素晴らしい未来も出来上がる。
  23. 過去を学ぶと、先の展開が読めるようになる。
  24. 近い業種の「起承転結」は、参考にできる内容が多い。
  25. 高齢者ほど、時代の予想は的中しやすい。
  26. 本音ほど、小さな声で語られる。
  27. 「権力・お金・セックス」を求める人は、人生につまずきやすい。
  28. トップがしていることを見れば、未来の光景が目に浮かぶ。
  29. 土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える。
  30. 便利な道具は、意外な不便を生み出す。

同じカテゴリーの作品

2:21

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION