執筆者:水口貴博

時代の先を読む力をつける30の方法

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近い業種の「起承転結」は、参考にできる内容が多い。

近い業種の「起承転結」は、参考にできる内容が多い。 | 時代の先を読む力をつける30の方法

人間は、親族内では似たような行動パターンを取るものです。

私は、妹と似ている部分が多くあります。

基本的な考え方や行動パターンは、私と妹はそっくりです。

なぜ似てしまうのかというと、流れている血が同じだからです。

生みの親が同じであり、生まれ育った環境も同じだからです。

両親からの血を分け合って、生まれてきました。

基本的な部分は似ているはずです。

そのうえ、1つ屋根の下で生活を共にした時期も大変長いため、私と妹とでは性格まで似ている部分が多いです。

生まれ育った環境が似ていることは、成長にも大きな影響を与えます。

家族ですから、似ている部分は多くて当然です。

これは人間に限った話ではありません。

業種においても同じことが言えます。

業種が近ければ近いほど、参考にできる部分は多くなります。

たとえば「保険業と建設業」ではまったくの異業種のため、参考になる部分は少ないことでしょう。

しかし「ゴム製品とガラス製品」は、近い業種です。

「製造業」という生みの親が共通しているため、業種が異なっていても、流れている血は同じはずです。

ゴム製品で起こった起承転結を参考にすれば、ガラス製品の起承転結も参考になるはずです。

すべてが同じとは限りませんが、似たような血が流れているなら、似たような動きや性格になる可能性は十分に考えられるのです。

時代の先を読む力をつける方法(24)
  • 近い業種の動きを参考にする。
高齢者ほど、時代の予想は的中しやすい。

時代の先を読む力をつける30の方法

  1. 時代の先を読み、生活の向上に結びつける。
  2. 今の状態を知ることなしに、未来の状態を正確に予想はできない。
  3. 自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる。
    自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ。
  4. マスコミのゴシップやスキャンダルは、完全に無視して問題ない。
  5. あらすじをまとめた記事を使って、素早く情報を収集する。
  6. 「週刊ダイジェスト」は、忙しいビジネスマンにもってこい。
  7. ブームは、急速に全国に広まった後、急速に忘れ去られる。
  8. 人気が出ている商品やサービスは、その時代を象徴している姿である。
  9. 電車の中で、時代の流れを予想する。
  10. 店の入り口付近こそ、時代の最先端が見える場所。
  11. ベストセラーは、現代社会のニーズが最も反映されている。
  12. 歴史は、人の感情が作り出している。
  13. わかりやすくなれば、ヒットしやすくなる。
  14. 子どもに投資することは、未来に投資すること。
  15. 子どもたちに異変があっても、今なら改善に間に合う。
  16. 都会の中をぶらぶらして、刺激に接する。
  17. 今まで見たこともないような商品や新しいサービスには、特に要チェック。
  18. マスコミの情報を、何でもうのみをしてはいけない。
  19. コマーシャルの時間は、時代を学ぶ時間になる。
  20. デパートのショーウインドーから、最新のファッションセンスを学ぶ。
  21. 高機能・高性能に走りすぎると、逆に衰退する。
  22. 今を一生懸命に生きることで、素晴らしい未来も出来上がる。
  23. 過去を学ぶと、先の展開が読めるようになる。
  24. 近い業種の「起承転結」は、参考にできる内容が多い。
  25. 高齢者ほど、時代の予想は的中しやすい。
  26. 本音ほど、小さな声で語られる。
  27. 「権力・お金・セックス」を求める人は、人生につまずきやすい。
  28. トップがしていることを見れば、未来の光景が目に浮かぶ。
  29. 土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える。
  30. 便利な道具は、意外な不便を生み出す。

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