執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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緊張を避けたければ、1番目を狙え。

緊張を避けたければ、1番目を狙え。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

やはりプレゼンには、雰囲気があります。

雰囲気は、一定ではなく、変化します。

たとえば、5人の発表者が、1人ずつ順番に発表するとします。

どのような雰囲気になるのかは、5人それぞれの発表によって変わります。

笑いの多い発表なら明るい雰囲気になり、真面目な発表なら堅苦しい雰囲気になります。

雰囲気など気にせず、自分のペースで発表したいのですが、やはり人間です。

つい気にしてしまい、足がすくんでしまうことがあるでしょう。

雰囲気の変化は状況によるため、なかなか自分でコントロールが難しい。

そこでいい方法があります。

最初の発表者になればいいのです。

1番目は、自分より先に発表する人がいません。

これといった場の雰囲気は、まだない。

だからこそいいのです。

余計な雰囲気やプレッシャーに振り回されなくて済むようになります。

自分が雰囲気を作り、自分のペースで進められるようになります。

もし順番が遅いと、雰囲気に左右されたり、自分の出番が回ってくるまでに、ずっと緊張を感じ続けたりしなければいけません。

しかし、1番目に発表すれば、雰囲気によるプレッシャーは気になりません。

緊張を感じる時間も、短くて済むようになります。

緊張が小さければ、自然体で臨むことができるので、プレゼンも成功しやすくなるでしょう。

緊張が最高潮に達する前に、プレゼンを終わらせるのが得策です。

もし順番の変更が可能なら、ぜひ1番目を狙って名乗り出ましょう。

雰囲気に弱い人や勇気の小さい人でも、成功しやすくなるのです。

プレゼン初心者が心がける基本(4)
  • プレゼンは、1番目に発表する。
身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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