プレゼンで使う資料は、自分で何度も繰り返し確認すれば問題ないように思えます。
しかし、自分では主観的になりすぎて、なかなか悪いところが見えないものです。
たとえば「言葉や表現の問題」です。
資料では、誰にでもわかる言葉を使うのが鉄則です。
しかし、これが自分ではなかなか気づけないのです。
自分では当たり前に思っているだけで、ほかの人が見聞きすると、理解に苦しむ言葉・表現・内容などがあります。
発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点はなかなか発見できないのです。
そこで、出来上がったプレゼン用の資料は、本番前、必ず誰かに一度は見てもらうようにしましょう。
自分以外の誰かに確かめてもらう必要があります。
発表する内容をまったく知らない人がいい。
同僚でもいいですが、できれば上司や先輩に当たる人がベストです。
経験豊富な人に見てもらえれば、客観的に悪い点を発見してもらいやすくなります。
得られたフィードバックを元に改善して、欠点のない資料へと完成させるのです。