執筆者:水口貴博

魅力的なプレゼンをする30のコツ

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プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。

プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。 | 魅力的なプレゼンをする30のコツ

簡単に聞き手の興味を引ける方法があります。

発表者の体験談を混ぜる方法です。

体験談も、できれば「不幸」にちなんだ内容がおすすめです。

苦労・悩み・失敗などです。

新商品の提案をする発表者というくらいですから、開発や提案の段階で何か苦々しい思い出話の1つはあるはずです。

そのネタを思い出し、本番の発表内容に織り交ぜましょう。

「今回、コンパクトな商品をご提案します」というだけでなく、もう一言、加えます。

「今回の提案は、私が持っている商品が重く、カバンから落として壊してしまった失敗が始まりです」と告白します。

他人の不幸は、蜜の味です。

他人の不幸は、なぜか聞いてしまいます。

まったく赤の他人の不幸話をするのは失礼ですが、自分の体験した話ならいいのです。

「私も実際に使ってみましたが、やはり大きくて重いため、会社に遅刻してしまったこともあります」

失敗談が軽いジョークにもなり、場の雰囲気を和らげる効果にもなります。

新商品の開発にストーリーを混ぜましょう。

人間はストーリーに弱い生き物です。

とりわけ不幸から始まり、成功へとつながるストーリーには心を動かされます。

聞き手の眠気は吹き飛び、興味を持って発表を聞いてもらいやすくなるのです。

魅力的なプレゼンをするコツ(27)
  • 発表者の不幸にちなんだ体験談を、混ぜる。
「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。

魅力的なプレゼンをする30のコツ

  1. ポインターを使っているだけで、賢く見える。
  2. プレゼンは、企画書提出の段階で、勝負の半分が決まっている。
  3. SDS法とPREP法は、プレゼンでは欠かせない基本構成。
  4. プレゼンにテーマを作り、冒頭で発表する。
  5. 誰もが振り向くキーワードを、さりげなく含める。
  6. 上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。
  7. 聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!
  8. 要点は、もっと、短くできる!
  9. プレゼンの最中で思わぬアクシデントが発生。
    さあ、どうするか。
  10. 相手のことを知らなければ、魅力的なプレゼンはできない。
  11. プレゼンでの説明は、文語体と口語体のどちらがいいのか。
  12. プレゼンで必要な機器は、可能なかぎり、自分で準備する。
  13. メラビアンの法則から学ぶ、プレゼンで大切な3つのポイント。
  14. 開催時間を調整できるなら、ぜひ午前中に。
  15. 資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。
  16. なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。
  17. よいプレゼンのために、質の高いプレゼンをたくさん受講する。
  18. 時代に合った、プレゼンの手本の見つけ方。
  19. プレゼンが終わった後で、気を抜かない。
  20. プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。
  21. 重要な情報を最初に言うと、聞き手の集中力が持続しやすくなる。
  22. 休憩を挟むと、聞き手の集中力は回復する。
  23. プレゼンと電話対応には、深いつながりがある。
  24. 聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。
  25. 万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。
  26. プレゼンの開始時間は、すでに発表の信頼に関わっている。
  27. プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。
  28. 「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。
  29. プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。
  30. 聞き手と目を合わせて話すことができれば、きっといいプレゼンができるに違いない。

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