「やっと終わった……」
プレゼンが終わった後は、独特の開放感があります。
私も経験があるのでわかります。
本番前は、寝ても覚めてもプレゼンのことで頭がいっぱいになるものです。
絶対に失敗することがないように、資料を何度も見直したり、発表のリハーサルをしたりします。
その分、ようやく本番が終わった後の開放感はたまりません。
背中に背負っていた重荷がなくなり、心が軽くなります。
しかし、です。
どんなに準備をしたプレゼンでも、発表中に「もっとこうすればよかったな」という思わぬ発見があります。
「カーテンのない部屋だった。プロジェクターの映像がほとんど見えない」
「プロジェクターで部屋を暗くすると、今度は資料が見えにくくなるのか」
「ここのデータは別紙にしたほうが見やすかったな。考慮が足りなかった」
準備を徹底したつもりでも、本番中に気づくことがあります。
「次回、気をつけよう」と思います。
しかし、実際、次にプレゼンをするときには、忘れているものです。
プレゼンが終われば開放感に浸りますが、その前にメモです。
本番中に気づいた教訓や発見を紙にメモして、次のプレゼンで生かせるようにしておきましょう。
そのメモは必ず財産になります。