執筆者:水口貴博

魅力的なプレゼンをする30のコツ

19

プレゼンが終わった後で、気を抜かない。

プレゼンが終わった後で、気を抜かない。 | 魅力的なプレゼンをする30のコツ

「やっと終わった……」

プレゼンが終わった後は、独特の開放感があります。

私も経験があるのでわかります。

本番前は、寝ても覚めてもプレゼンのことで頭がいっぱいになるものです。

絶対に失敗することがないように、資料を何度も見直したり、発表のリハーサルをしたりします。

その分、ようやく本番が終わった後の開放感はたまりません。

背中に背負っていた重荷がなくなり、心が軽くなります。

しかし、です。

どんなに準備をしたプレゼンでも、発表中に「もっとこうすればよかったな」という思わぬ発見があります。

「カーテンのない部屋だった。プロジェクターの映像がほとんど見えない」

「プロジェクターで部屋を暗くすると、今度は資料が見えにくくなるのか」

「ここのデータは別紙にしたほうが見やすかったな。考慮が足りなかった」

準備を徹底したつもりでも、本番中に気づくことがあります。

「次回、気をつけよう」と思います。

しかし、実際、次にプレゼンをするときには、忘れているものです。

プレゼンが終われば開放感に浸りますが、その前にメモです。

本番中に気づいた教訓や発見を紙にメモして、次のプレゼンで生かせるようにしておきましょう。

そのメモは必ず財産になります。

魅力的なプレゼンをするコツ(19)
  • 本場が終わった後は、気づいたことをメモしておく。
プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。

魅力的なプレゼンをする30のコツ

  1. ポインターを使っているだけで、賢く見える。
  2. プレゼンは、企画書提出の段階で、勝負の半分が決まっている。
  3. SDS法とPREP法は、プレゼンでは欠かせない基本構成。
  4. プレゼンにテーマを作り、冒頭で発表する。
  5. 誰もが振り向くキーワードを、さりげなく含める。
  6. 上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。
  7. 聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!
  8. 要点は、もっと、短くできる!
  9. プレゼンの最中で思わぬアクシデントが発生。
    さあ、どうするか。
  10. 相手のことを知らなければ、魅力的なプレゼンはできない。
  11. プレゼンでの説明は、文語体と口語体のどちらがいいのか。
  12. プレゼンで必要な機器は、可能なかぎり、自分で準備する。
  13. メラビアンの法則から学ぶ、プレゼンで大切な3つのポイント。
  14. 開催時間を調整できるなら、ぜひ午前中に。
  15. 資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。
  16. なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。
  17. よいプレゼンのために、質の高いプレゼンをたくさん受講する。
  18. 時代に合った、プレゼンの手本の見つけ方。
  19. プレゼンが終わった後で、気を抜かない。
  20. プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。
  21. 重要な情報を最初に言うと、聞き手の集中力が持続しやすくなる。
  22. 休憩を挟むと、聞き手の集中力は回復する。
  23. プレゼンと電話対応には、深いつながりがある。
  24. 聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。
  25. 万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。
  26. プレゼンの開始時間は、すでに発表の信頼に関わっている。
  27. プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。
  28. 「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。
  29. プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。
  30. 聞き手と目を合わせて話すことができれば、きっといいプレゼンができるに違いない。

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