相手からいただいた名刺は、机の上に置くのが基本です。
話し合いでメモが必要になったとき、相手からいただいた名刺が目の前にあれば、書き込みたくなるかもしれません。
メモ帳を取り出すより簡単。
ちょっとしたメモをするのに、ちょうどよいサイズです。
しかし、メモにちょうどよいとはいえ、相手の目の前で、相手の名刺にメモをするのは不適切です。
相手の名刺に書き込むことは、名刺を汚す行為に当たるため、よい印象を与えません。
メモは、メモ帳に書き込みましょう。
きちんとしたメモ帳に書き込んだほうが、余白が大きく、自由に書き込めます。
名刺に書き込むなら、相手と別れてからにしましょう。
相手の見えないところなら、名刺にメモしてもわからないため、失礼には当たりません。
ただし、名刺にメモ専用の枠が用意されている場合は、例外です。
メモ専用の枠があれば「メモをしてもよい」という意思表示と受け止めていいでしょう。
念のため、記入の許可を得ておけば、相手の目の前でメモしても許容範囲です。