気づかないうちにやりがちなマナー違反が、名刺を使った手遊びです。
たとえば、自己紹介の後、立ったまま、しばらく会話を続ける状況があります。
普通、頂いた名刺は机の上に置きますが、立ちながら話す場合、名刺は持ったままになるでしょう。
立ち話も、相手の名前を確認しやすいように持ったままが一般的です。
このとき、気づかないうちに名刺で手遊びしてしまうことがあるのです。
名刺をくねらせたり、折り曲げたり、うちわのように動かしたりなどです。
名刺は、その人の分身です。
その名刺で遊ぶということは、相手を軽んじているのと同じことになります。
気づかないうちに名刺で手遊びをしていると、相手に失礼な印象を与えてしまうのです。
普段から、手遊びをする癖のある人は、特に注意が必要でしょう。