執筆者:水口貴博

名刺交換の30のマナー

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余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。

余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。 | 名刺交換の30のマナー

相手から名刺を頂いた後は、相手の名前を一度声に出すと丁寧です。

「頂戴いたします。○○様ですね」

相手に名前を確認したり、読み間違いを防止したりするためにも、マナーとして習慣にするといいでしょう。

さて、このときに余裕があれば、さらに心がけたい習慣があります。

相手の名前に関して、ちょっとした一言を加えてみるのです。

「珍しい名前ですね」

「ご立派な名前ですね」

「初めて聞く肩書です。どういった仕事の内容ですか」

「○○の業務を対応されているのですね。難しそうですね」

「本社は○○にあるのですね。素晴らしい場所で羨ましい」

忘れがちなのは、名刺の裏です。

名刺の裏にも記載があり、ちょっとした一言を加えるネタになる場合があります。

自分に興味関心を持ってくれると、嬉しく感じるものですね。

相手の失礼にならない範囲で、1つでも名刺の内容に関する話題を出せば、なごやかな雰囲気になるでしょう。

「そうなんです。実は○○なんですよね」という流れで、さらに話題が広がるかもしれません。

名刺交換をした後の雑談が弾めば、その後の商談も進めやすくなるでしょう。

あくまで余裕がある場合に限りますが、心がけとして、頭の片隅に入れておくといいでしょう。

相手の名前に簡単な一言を加える習慣があれば、あなたのビジネスチャンスも、さらに広がっていくでしょう。

名刺交換のマナー(17)
  • 余裕があれば、名刺交換の際、相手に興味関心を持つ一言を加える。
受け取った名刺は、直接机の上に置かない。

名刺交換の30のマナー

  1. たかが名刺交換、されど名刺交換。
  2. まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
  3. 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
  4. 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
  5. 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
  6. 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
  7. 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
  8. 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
  9. 机を挟んで、名刺交換をしない。
  10. 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
  11. 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
  12. 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
  13. 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
  14. 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
  15. 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
  16. なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
  17. 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
  18. 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
  19. 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
  20. 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
  21. 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
  22. 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
  23. 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
  24. 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
  25. 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
  26. 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
  27. 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
  28. せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
  29. 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
  30. 名刺の受け渡しの流れ。

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