執筆者:水口貴博

名刺交換の30のマナー

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名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。

名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。 | 名刺交換の30のマナー

仕事で名刺交換をするとき、見られるのは名刺だけとは限りません。

意外によく見られているのが、名刺入れ。

名刺を名刺入れから取り出す瞬間、相手は、名刺入れも見ることになります。

わずかな瞬間ですが、見えるからには、印象に関係する部分であるのは間違いありません。

気づかないうちに、相手に何らかの印象を与えている部分なのです。

もちろん名刺入れの選び方は自由です。

ただし、自分の好みだけで選ぶのもいいですが、仕事である以上、相手に与える印象も考えたほうがいいでしょう。

仕事のイメージとかけ離れた名刺入れを使っていると、ビジネスに何らかの悪影響を及ぼすかもしれません。

名刺入れは、業務がスムーズになるよう、どう自分を見てもらいたいかを考えて選ぶことが大切です。

たとえば、落ち着きや信用などを演出したければ、落ち着いた色と柄の名刺入れがいいでしょう。

デザイン系の仕事なら、奇抜な色や独創的な柄などはいかがでしょうか。

音楽関係の仕事をしているなら、音符などの柄を使った名刺入れを使えば、イメージが具体的になるでしょう。

かわいらしい印象を与えたければ、ポップな色や柄を選ぶといいでしょう。

地味な名刺入れでも、自分を具体的に演出するためのビジネスツールです。

名刺入れが与える印象が、自分が与えたい印象と一致すれば、あなたのビジネスはより快適になるはずです。

名刺交換のマナー(4)
  • 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。

名刺交換の30のマナー

  1. たかが名刺交換、されど名刺交換。
  2. まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
  3. 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
  4. 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
  5. 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
  6. 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
  7. 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
  8. 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
  9. 机を挟んで、名刺交換をしない。
  10. 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
  11. 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
  12. 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
  13. 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
  14. 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
  15. 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
  16. なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
  17. 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
  18. 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
  19. 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
  20. 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
  21. 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
  22. 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
  23. 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
  24. 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
  25. 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
  26. 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
  27. 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
  28. せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
  29. 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
  30. 名刺の受け渡しの流れ。

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