執筆者:水口貴博

名刺交換の30のマナー

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初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。

初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。 | 名刺交換の30のマナー

社員同士で名刺交換は、必要なのでしょうか。

たとえば、異なる支店に出向いたとき、同じ会社の社員でも、お客さまと接するような雰囲気になるでしょう。

とっさに名刺交換も必要ではないかと迷う状況があるのではないでしょうか。

さて、結論から言うと、名刺交換は不要です。

名刺交換は、あくまで外部の人に対してする行為です。

取引先や顧客など、自分の詳細な身分を明かすことは、企業の営利に直接影響するため、正式な自己紹介が必要です。

しかし社員同士の場合、同じ企業に所属する立場であり、直接の営利とは関係ありません。

したがって、社員同士の場合、名刺交換は必要ないのです。

ただし、名刺交換が禁止というわけではありません。

昔は、社員同士で名刺交換をすると業績が悪くなる話もありましたが、単なる噂。

仕事の都合で詳しい連絡先を教え合う場合などは、もちろん名刺交換も可能です。

名刺交換のマナー(22)
  • 事情がないかぎり、社員同士では名刺交換は不要と考える。
関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。

名刺交換の30のマナー

  1. たかが名刺交換、されど名刺交換。
  2. まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
  3. 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
  4. 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
  5. 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
  6. 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
  7. 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
  8. 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
  9. 机を挟んで、名刺交換をしない。
  10. 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
  11. 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
  12. 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
  13. 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
  14. 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
  15. 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
  16. なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
  17. 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
  18. 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
  19. 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
  20. 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
  21. 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
  22. 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
  23. 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
  24. 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
  25. 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
  26. 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
  27. 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
  28. せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
  29. 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
  30. 名刺の受け渡しの流れ。

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