執筆者:水口貴博

名刺交換の30のマナー

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複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。

複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。 | 名刺交換の30のマナー

複数人と名刺交換するときがあります。

1人とだけ名刺交換をする場合、名刺交換も1回で終了ですが、複数人の場合、少し事情が変わります。

それぞれの人と名刺交換をするたびに、名刺入れから名刺を取り出すことになるため、ぎこちない動きになりやすいのです。

しかも、いただいた名刺を相手の目の前で重ねるのは、相手に不快を与える場合があり、名刺のやり場に困るでしょう。

さて、こうした複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニックがあります。

まず、人数分の名刺を取り出しておきましょう。

5人と名刺交換をするなら、5枚を取り出しておきます。

とっさに人数が把握できなければ、多めに名刺を取り出しておきます。

その取り出した名刺の束を、名刺入れのふたの下に入れておくのがポイントです。

1人ずつ名刺交換をするたびに、ふたの下にある名刺の束の下側から、1枚を取り出します。

相手から受け取った名刺は、名刺入れの上で受け止めます。

名刺入れの上で受け取った相手の名刺は、ふたの下にある名刺の束の上に置きます。

続けて、ふたの下にある名刺の束の下側から自分の名刺を取り出し、名刺交換をします。

受け取った名刺は、再び、ふたの下にある最初の人の名刺の上に重ねます。

後は、この繰り返しです。

少し特徴のある動きをするため、慣れないうちは何度か練習をしておくといいでしょう。

名刺交換のマナー(24)
  • 複数人と名刺交換をするときのテクニックを身につけておく。
名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。

名刺交換の30のマナー

  1. たかが名刺交換、されど名刺交換。
  2. まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
  3. 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
  4. 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
  5. 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
  6. 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
  7. 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
  8. 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
  9. 机を挟んで、名刺交換をしない。
  10. 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
  11. 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
  12. 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
  13. 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
  14. 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
  15. 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
  16. なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
  17. 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
  18. 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
  19. 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
  20. 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
  21. 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
  22. 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
  23. 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
  24. 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
  25. 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
  26. 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
  27. 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
  28. せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
  29. 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
  30. 名刺の受け渡しの流れ。

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