執筆者:水口貴博

名刺交換の30のマナー

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重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。

重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。 | 名刺交換の30のマナー

ビジネスでは、名刺交換の場面とはいえ、渡せない状況があります。

うっかり名刺を持参し忘れたり、切らしてしまっていたりなどです。

あってはならない状況ですが、可能性としてゼロではありません。

普通なら「申し訳ございません」「ただ今、名刺を切らしていまして」などの謝罪で済むところ。

仕方なく、相手の名刺を受け取るだけになりますが、中には謝罪だけでは不十分の場合もあります。

たとえば、その渡せなかった相手が、重要な取引先ならどうでしょうか。

相手は「大丈夫ですよ」と言ってくださるかもしれませんが、社交辞令かもしれません。

名刺交換は、ビジネスの基本。

基本だからこそ、そこに不手際があると、一気に印象が悪くなる場合があります。

もし名刺を渡せなかった状況があれば、後から名刺を郵送しましょう。

帰社後、すぐおわびの手紙と名刺を同封して、郵送するのです。

本気でわびる気持ちがあれば、郵送も、速達を検討してもいいでしょう。

そこまでするかどうかは、あなたしだいです。

切手代や手間暇もかかりますが、名刺を渡せなかったのは自分の落ち度です。

少しでも謝罪したい気持ちがあれば、そうしたマナーも、心がけていいのではないでしょうか。

また、こういう事態を防ぐためにも、普段から名刺は多めに持参しておくことが大切です。

特に重要な相手と会うことがわかっているなら、名刺も重要書類のように、しっかり持参することが大切です。

名刺交換のマナー(26)
  • 重要な相手に名刺を渡せなかった場合は、後から郵送する。
複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。

名刺交換の30のマナー

  1. たかが名刺交換、されど名刺交換。
  2. まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
  3. 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
  4. 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
  5. 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
  6. 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
  7. 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
  8. 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
  9. 机を挟んで、名刺交換をしない。
  10. 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
  11. 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
  12. 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
  13. 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
  14. 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
  15. 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
  16. なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
  17. 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
  18. 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
  19. 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
  20. 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
  21. 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
  22. 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
  23. 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
  24. 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
  25. 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
  26. 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
  27. 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
  28. せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
  29. 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
  30. 名刺の受け渡しの流れ。

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