執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

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すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

電話で会話を終えるときのことです。

「それでは失礼します」と言った瞬間、すぐ電話を切っていませんか。

自分はいいかもしれませんが、相手は不快な思いをしているかもしれません。

自分がすぐ電話を切ると「がちゃり」という電話を切る音が、相手の耳に入ります。

耳元で大きく鳴り響いた後、電話の切れた音だけが、むなしく響き渡ります。

この悲しい余韻は、言葉では言い表せません。

せっかく気持ちのいい会話ができても、電話の切り方が悪いと、いろいろな不安が思い浮かびます。

「相手は怒っていたのではないか」

「本当は早く切りたがっていたのではないか」

後味が悪いのです。

後味の悪さが、印象に変わります。

電話の切り方は、最後だからこそ、よく印象に残るのです。

気持ちよく電話を切るためには「失礼します」と言った後、一呼吸置きましょう。

目安としては、3秒から5秒ほどです。

一呼吸置いて電話を切れば、がちゃりという音が、耳元で聞こえることはありません。

もし、理想的な対応を目指すなら、相手が電話を切るまで待つことです。

自分が電話を切る音を聞かせないことで、相手に不快な印象を与えることがなくなります。

コールセンターでは常識の対応ですが、私たちの日常でも取り入れることができます。

手間に余裕があれば、ぜひ取り入れてみましょう。

電話を切る瞬間は、その人の印象を決めてしまう、大切な場面です。

できるだけ気持ちのいい切り方をして、会話を締めくくりましょう。

感じのいい電話対応のマナー(30)
  • 「失礼します」と言った後、一呼吸置いてから、切る。
まとめ

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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