携帯電話で会話中、電波が悪いため、急に切れることがあります。
特に、建物の中や地下にいるときは、切れやすいです。
このとき、よくありがちな会話の流れがあります。
「電波が悪いみたいですね」
「今、どこにいるのですか」
「地下ではありませんから、こちらのせいではないと思いますよ」
「私も外にいるので、電波はいいはずなのですが……」
何の気なしに、どちらの電波が悪いのか、わざわざ確かめるような会話の流れになりやすいのです。
たしかに電波状況が気になりますが、あまり気持ちのいい会話の流れではありません。
たとえどちらが悪いのかわかったところで、どうしようもありません。
電波が悪いのは、仕方ないことです。
電波の話をすればするほど、本来の会話から脱線します。
心当たりのある人も多いのではないでしょうか。
電波が悪くて切れたときの対応は、ただ1つです。
「こちらの電波が悪いのかもしれません。失礼しました」と言えばいいのです。
たとえ、相手の電波が悪くて切れたとしても、自分から謝ったほうがいいのです。
相手をとがめるのではなく、自分から謝ります。
自分が謝れば、相手も心理的に軽くなります。
すぐ謝れば、電波の話もすぐ終わります。
本来の会話に戻ることができ、話に集中できるのです。