執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

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急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。

急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

携帯電話で会話中、電波が悪いため、急に切れることがあります。

特に、建物の中や地下にいるときは、切れやすいです。

このとき、よくありがちな会話の流れがあります。

「電波が悪いみたいですね」

「今、どこにいるのですか」

「地下ではありませんから、こちらのせいではないと思いますよ」

「私も外にいるので、電波はいいはずなのですが……」

何の気なしに、どちらの電波が悪いのか、わざわざ確かめるような会話の流れになりやすいのです。

たしかに電波状況が気になりますが、あまり気持ちのいい会話の流れではありません。

たとえどちらが悪いのかわかったところで、どうしようもありません。

電波が悪いのは、仕方ないことです。

電波の話をすればするほど、本来の会話から脱線します。

心当たりのある人も多いのではないでしょうか。

電波が悪くて切れたときの対応は、ただ1つです。

「こちらの電波が悪いのかもしれません。失礼しました」と言えばいいのです。

たとえ、相手の電波が悪くて切れたとしても、自分から謝ったほうがいいのです。

相手をとがめるのではなく、自分から謝ります。

自分が謝れば、相手も心理的に軽くなります。

すぐ謝れば、電波の話もすぐ終わります。

本来の会話に戻ることができ、話に集中できるのです。

感じのいい電話対応のマナー(14)
  • 電波が悪くて切れたとき、自分が悪くなくても謝る。
電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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