名刺交換の際、机を挟んで交換するのは好ましくありません。
座ったままのほうが気軽で手軽と思う人もいるでしょう。
しかし、気軽で手軽と思う状況だから、要注意。
軽く名刺を手渡し、軽く名刺を受け取るような動作は、自己紹介を軽んじている印象につながる場合があります。
基本的に名刺交換は、机越しではなく、きちんと立って対面で行うのが基本です。
双方が立って、きちんと対面した状態で名刺を交換すると、気持ちのよい名刺交換ができるでしょう。
ただし、例外もあります。
部屋の構造上、立って自己紹介できるスペースがなければ、例外として、机越しに名刺交換も可能です。
事情は相手も理解しているはずですから、大きな失礼にはならないでしょう。
その際は「恐縮ですが、この場で名刺交換をさせていただきます」と一言添えると、丁寧です。