執筆者:水口貴博

名刺交換の30のマナー

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兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。

兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。 | 名刺交換の30のマナー

名刺入れの中には、兼用タイプがあります。

たとえば「名刺入れ兼用の定期入れ」「名刺入れが付いた名札」「名刺入れが付いた手帳」などです。

荷物を1つにまとめたい人には、ちょうどいい道具ですね。

名刺入れといえば、名刺入れです。

一応、形としては「名刺入れ」ですから、使うのは問題ありません。

しかし、兼用タイプの名刺入れについては、念のため、相手に与える印象も意識したほうがいいでしょう。

相手によっては「名刺を粗末に扱っている」と考える可能性があるからです。

名刺を取り出す瞬間、別の物も入っている様子が見えると、その点を気にする人もいるかもしれません。

もちろん気にしない人もいますが、一方で気にする人もいるでしょう。

特に相手がマナーに厳しい人なら、何らかの悪印象につながりやすくなるはずです。

この点は、相手によって考え方が異なるため、一概には言えないところです。

兼用タイプの名刺入れを使うのはいいのですが、相手に与える印象を意識したうえで、使用すべきか判断するのが賢明です。

もし確実に丁寧な印象を与えたければ、兼用ではなく、専用の名刺入れが一番です。

荷物は別々になりますが、相手に与える印象を考えるなら、最も無難です。

名刺交換のマナー(5)
  • 確実に丁寧な印象を与えたければ、兼用ではなく、専用の名刺入れを使う。
名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。

名刺交換の30のマナー

  1. たかが名刺交換、されど名刺交換。
  2. まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
  3. 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
  4. 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
  5. 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
  6. 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
  7. 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
  8. 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
  9. 机を挟んで、名刺交換をしない。
  10. 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
  11. 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
  12. 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
  13. 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
  14. 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
  15. 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
  16. なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
  17. 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
  18. 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
  19. 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
  20. 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
  21. 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
  22. 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
  23. 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
  24. 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
  25. 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
  26. 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
  27. 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
  28. せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
  29. 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
  30. 名刺の受け渡しの流れ。

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