執筆者:水口貴博

電話対応の30のビジネスマナー

10

かけるときも受けるときも、電話対応にはメモが欠かせない。

かけるときも受けるときも、電話対応にはメモが欠かせない。 | 電話対応の30のビジネスマナー

電話をかけるときも受けるときも、共通の電話マナーがあります。

「メモを取ること」です。

まず、電話をかけるときです。

会話をスムーズに進められるように、あらかじめ必要な用件をメモしておきます。

箇条書きで構わないので書いておくと、話を正確に進めることができます。

話すべき内容を忘れてしまうという事態も防げます。

電話を受けるときに必要である理由は、言うまでもありませんね。

相手からの用件を聞き漏らさないために、メモはもちろん必要です。

片手で受話器を持ち、もう片手でメモを取りながら対応します。

いつ、誰から、誰宛てに、何の用件でかかってきた連絡かを、頭で覚える必要はなく、メモを取ればいいだけです。

細かい用件ほど、頭では覚えにくくなり、メモが頼りになります。

忘れてならないのが、友人と電話をする同じ感覚で電話をしてはいけないということです。

ビジネスの場における電話対応は、仕事であり、お金が関係しています。

ささいな会話でも、メモは必要です。

メモを取っていないと「何を話したんだっけ」と忘れしてしまうことがあります。

それが、会社にとって大きな損失を招きかねないのです。

電話対応のビジネスマナー(10)
  • メモを取りながら、電話対応をする。
受話器は、利き手ではない手で取るほうがいい。

電話対応の30のビジネスマナー

  1. 電話対応は、新人だけの仕事ではない。
  2. 電話対応の理想は「早く取ること」と「丁寧な対応」。
  3. お客さまからの電話では、自社の人間のことを、敬称抜き、敬語抜きで話す。
  4. 家族からの電話対応は、例外になるので注意。
  5. 声が小さいからと言って、お客さまに命令をしてはいけない。
  6. 受話器を置くまでが電話対応。
  7. コールセンター並みの、丁寧な電話の切り方。
  8. プライバシーに関わる情報の扱い方には、細心の注意が必要。
  9. 本人の許可がないかぎり、連絡先は絶対に教えてはいけない。
  10. かけるときも受けるときも、電話対応にはメモが欠かせない。
  11. 受話器は、利き手ではない手で取るほうがいい。
  12. いきなり用件を話し始めていませんか。
  13. 呼び出し音3回以内で、電話に出よう。
  14. 迷惑電話も、社会人としての対応を心がける。
  15. いきなり複雑な内容の説明をしない。
  16. 説明の限界を感じたら、ファックスを活用しよう。
  17. 相手の身になり、電話をかけるタイミングを考えよう。
  18. 電話対応がよくても、姿勢が悪ければ、評価が落ちる。
  19. 会社の電話を、私用で使ってはいけない。
  20. 重要な話ほど、電話で連絡してはいけない。
  21. 電話の際に、忘れがちなカレンダー。
  22. 名前を名乗らない人ほど、実は大切なお客さまである場合が多い。
  23. 電話対応では、間違いを防ぐために復唱するのは基本。
  24. 否定する言葉の後に、フォローの言葉を続けよう。
  25. 保留が長くなる場合は、一度切って、こちらから折り返す。
  26. 電話が適していない状況では、メールを活用する。
  27. 突然切れた電話は、かけた側からかけ直すのがマナー。
  28. 「もしもし」は学生言葉だった!電話対応では「もしもし」を使ってはいけない。
  29. 電話では、わざとゆっくり話そう。
  30. 電話を通してするお願いは、最も通りにくい。

同じカテゴリーの作品

1:47

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION