電話をしていると、ささいな拍子に突然、電話が切れることがあります。
理由は、さまざまです。
突然電話が切れるのは、相手が悪い場合もあれば、こちらが悪い場合もあります。
やはり突然電話が切れてしまうのは、気持ちのよいものではありませんね。
間違って切ってしまい、申し訳ない気持ちから、切ってしまった側からかけ直したくなる気持ちもあるでしょう。
しかし、気をつけなければいけないのは、ここです。
「切ってしまった側からかけ直す」のではなく「かけた側からかけ直す」のが、社会での電話マナーです。
自分からかけた電話を、相手にかけ直させるわけにはいきません。
通常は、かけた側からかけ直し、突然切れてしまったことをおわびします。
切れてしまった理由がどうであろうと、かけた側からかけるほうが、スムーズに事が運びます。
逆に電話を受けた側は、待っているのがマナーです。
切れた原因が自分にあっても、待っていてかまいません。
もしこのタイミングで連絡をしてしまうと、電話のタイミングがちょうど相手とぶつかり、余計に連絡が取りづらくなります。
突然、電話が切れて、私も相手も同時にかけ直すと、タイミングがぶつかり、なかなか連絡が取れなくなります。
急いだあまり、余計に連絡が取れなくなってしまう失敗例です。
切れた電話をかけ直すのは、かけた側の仕事ですから、焦らず任せていいのです。
切れてしまった原因が自分にある場合でも、かけた側からかけ直すというマナーを慌てずしっかり守りましょう。