とあるプレゼンで、聞き手が身を乗り出すような見どころがありました。
新商品が登場する瞬間です。
新商品が登場する瞬間は、やはり誰もが注目する瞬間です。
これは演出です。
新作の携帯電話を、カバンから取り出す瞬間。
新型車が、カーテンを広げて登場する瞬間。
建築物の設計図を、袋から取り出す瞬間。
実物は、やはり大きなインパクトがあります。
実物が難しければ、試作品でも結構です。
試作品が難しければ、イメージ画像でもかまいません。
「どんなものなのだろうか」と興味が湧いて、眠気が吹き飛び、身を乗り出してしまうのです。
遠くから見せるだけでなく、間近で見たり触れたりできるように工夫しましょう。
たとえば、持参した試作品を会場にいる全員が触れることができるように、1人ずつ回していくようにします。
これは印象に残ります。
会場全員が試作品に触れることができ、大きさ・重さ・触感・雰囲気などを確かめることができます。