しつこく企業を研究しているとき、こんなことを考える瞬間があります。
「自分がしていることは、ストーカーのようだな」と。
企業研究は、企業のプロフィールをしつこく調べることになります。
雑誌・インターネット・OB・OG訪問など、あらゆる手段を活用して、企業の情報を得ようとします。
上場企業なら、貸借対照表や損益計算書など、IR情報も確認します。
時には、企業の住所まで出向き、企業の雰囲気を確認することもあるでしょう。
企業の細かい点まで、こそこそ調べる様子は、ストーカーのような行動に思えることがあるのです。
企業に詳しすぎると「企業に詳しすぎて、面接官から気持ち悪いと思われないか」という不安が出てくるかもしれません。
しかし、そう思ってブレーキを踏む必要はありません。
企業研究は、ストーカーではありません。
応募者として、企業の情報を徹底して調べるのは、当然の姿勢です。
むしろ、企業研究をしていないほうが、問題です。
「御社に就職したいが、御社については詳しく知らない」という状態では、面接官も落胆するでしょう。
面接官は「本当に就職したい気持ちがあるのか」と、意欲や熱意を疑うに違いありません。
本当に就職したい企業なら、企業研究は当然です。
調べて、調べて、調べまくる。
「御社のことなら何でも知っています」というくらい詳しくなれば、面接官への印象がよくなります。
面接官さえ知らない企業の事情まで精通していれば、面接官の印象にもしっかり残るはずです。
「本当に就職したいのだな」と伝わり、評価が上がるのです。