インターネットで情報収集していると、衝撃的な内容に触れることがあります。
自分が志望する企業への批判です。
自分が志望する企業が、インターネット上で批判されているとわかれば、不安になるのも当然です。
「ああ、そうか。この企業は悪い企業なのか」と考えそうになりますが、要注意です。
インターネット上の噂を愚直に信じるのは、得策とは言えません。
前提として、人にはそれぞれの考え方や価値観があることを思い出してください。
ケーキが好きだという人もいれば、嫌いだという人もいるのと同じです。
「働くのが好きだ」という人もいれば「働くのは嫌い」という人もいるでしょう。
判断は、人によって価値観が異なるため、一概には言えません。
特にインターネット上の噂は、信頼性に欠ける特徴があります。
噂は、あくまで噂です。
ある企業に恨みがあるユーザーが、根拠のない噂を吹聴しているだけかもしれません。
企業のイメージを下げようとして、適当な批判をしている場合もあります。
噂に惑わされて、就職の可能性をつぶすのはもったいないことです。
インターネット上の噂を愚直に信じるのではなく、疑う目を持ちながら、一度落ち着いて考えることが必要です。
不安が収まらないようなら、OB・OG訪問をするといいでしょう。
社員から直接聞く話は、インターネット上の噂より信頼できます。
また、権威のある調査会社の結果を参考にするのもいいでしょう。
より信頼できる情報源を軸にすれば、より正確な実態を把握できるようになります。