企業研究をする際は、写真の種類に注意が必要です。
その写真は、実物を写した写真ではなく、イメージした写真である場合があるからです。
たとえば、ウェブサイトに掲載されている写真です。
実物を写した写真ではなく、イメージした写真が使われている可能性があります。
実物とイメージを混合すると、誤った情報を信じてしまい、企業研究に誤解が生じる場合があります。
では、問題はここからです。
写真の種類を、どう見分けるかです。
もし、写真の近くに「イメージです」という注意書きがあればわかりますが、注意書きがない写真もあります。
一概には言えませんが、単純な基準があります。
イメージ写真は「整いすぎている」という特徴があります。
たとえば、絶妙なアングルから、きれいに整理整頓された部屋を取っているなどです。
実際の企業は、ごみが落ちていたり、机の上が散らかっていたりするものです。
どんなに掃除をきれいにしていても、そこに人がいて仕事をするかぎり、やはり散らかるのです。
もし、写真の様子がきれいに整いすぎているなら、イメージ写真の可能性を疑ったほうがいいでしょう。
また、アングルや遠近感など、プロを思わせる雰囲気が出ていれば、やはりイメージ写真の可能性があります。
センスと勘が頼りです。