執筆者:水口貴博

企業研究をする30の方法

18

企業情報は、現状の確認だけで満足しない。

企業情報は、現状の確認だけで満足しない。 | 企業研究をする30の方法

企業情報を調べる際に気をつけたいのが、情報の時期です。

企業の売り上げなどを確認して、企業の経営状況を確認しますが、現状だけを確認しないことです。

企業の現状だけを見て「なるほど」と満足していませんか。

現状は、あくまで現状です。

その状態が、上向きなのか下向きなのか、わかりません。

いくら売り上げが高くても、売り上げが下がっている状態かもしれないのです。

そこで必要なのが、過去5年間の確認です。

上場している企業なら、企業に関する詳しい状況が公開されているはずです。

企業の貸借対照表や損益計算書などです。

基本的に、過去数年にわたる内容が記されているはずですから、過去からの状態推移も確認しておくのです。

経営が上向きなのか、下向きなのか、現状維持なのかがわかります。

また、就職関連の本には、企業の経営状況がグラフ化されているものもあります。

必要に応じて、活用するのもいいでしょう。

企業研究をする方法(18)
  • 経営状況は、現状だけでなく、過去5年間で確認する。
魅力がないと思うのは誤解。
魅力を見つける力がないだけ。

企業研究をする30の方法

  1. 希望する条件の優先順位を、はっきりさせているか。
  2. 平均勤続年数についてよくある誤解。
  3. 企業の個性は、どこに現れるのか。
  4. 企業に出会わなければ、調べることもない。
  5. 企業情報の項目から読み取れること。
  6. 小さな企業だから、大きな可能性が眠っている。
  7. 情報を集めるだけでは、十分に生かせない。
  8. 似た企業があって迷うとき、どうするか。
  9. 企業研究を効率的にするコツ。
  10. 自宅から通える企業の探し方。
  11. 企業の服装を確認する、3つの方法。
  12. 企業訪問ができなければ、企業のそばまで訪問。
  13. インターネット上の噂を、愚直に信じない。
  14. 形だけの制度に、要注意。
  15. 実物を写した写真なのか。
    イメージした写真なのか。
  16. イメージした写真かどうか、見分ける方法。
  17. 離職率にこだわると、企業研究に誤解を生みやすくなる。
  18. 企業情報は、現状の確認だけで満足しない。
  19. 魅力がないと思うのは誤解。
    魅力を見つける力がないだけ。
  20. 企業から発信される情報は、ポジティブな内容に偏っている。
  21. 企業研究は、ストーカーではない。
  22. 志望企業が提供する商品やサービスがあれば、ぜひ利用したい。
  23. 自分の意見だけでなく、ほかの利用者の意見も参考にしたい。
  24. 好調な企業が、優良とは限らない。
  25. 急成長している企業は、必ず原因を探ること。
  26. 組織名から、その企業の全体像を把握してみよう。
  27. 組織図の確認の際は、所属したい部署も決めておくといい。
  28. 企業の規模が小さすぎて、企業情報が入手できない場合の対処法。
  29. 店舗見学を充実させるコツは、予約。
  30. 同業他社も企業研究すると、業界内の位置関係もわかる。

同じカテゴリーの作品

1:34

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION