面接は、お見合いのようなものです。
お見合いとは、結婚相手を求めている男女が、紹介者の仲介によって面会することを言います。
仲介者の紹介によって、お互いの仕事や趣味など話を伺いながら、相手を理解します。
もし最初のお見合いで手応えがあれば、デートを何度か繰り返します。
最終的にお互いが「一緒に生活したい」と思えば、晴れて婚約・結婚に至ります。
この流れは、面接でも似ています。
企業は、就職情報サイトを活用して、優秀な人材を募集します。
一方、応募者も、就職情報サイトという仲介によって、企業というお見合い相手を探します。
応募者が企業に興味を持てば、企業に連絡を取って、面接をします。
応募者も、一方的に査定されるだけではなく、企業でやっていけるか、確認します。
面接では、もっと詳しく知るために、何度か面接を繰り返します。
お互いがお互いを確認し合い、最終的に「一緒に仕事をしたい」という判断に至れば、晴れて内定です。
学生の立場からすると「一方的に選ばれる立場」と思いがちですが、誤解です。
企業も、選ばれる立場。
学生は、就職情報サイトなどを使い「どの企業がいいだろうか」と選びます。
そういう意味では、面接とは「対等」です。
お互いが選び合い、評価し合います。
まさしく、お見合いなのです。