面接には、いくつか種類があります。
1対1の個人面接だけではありません。
集団面接・グループディスカッション・ディベート・グループワーク・プレゼンテーション面接などもあります。
最近では、応募者に質問させる「逆面接」という新しい形式も生まれているようです。
ところで、なぜ面接には種類があるのでしょうか。
そもそも、集団面接の意味とは何でしょうか。
集団面接では、集団の中でどう対応するかを確認する意味もありますが、もっと大切な意味があります。
集団面接の最大の利点は、やはり効率が良い点です。
大企業や人気企業では、大勢が応募してきます。
一度の募集で、数十人や数百人が応募してくる場合も珍しくありません。
当然ですが、1人ずつ個人面接をしていると、膨大な手間と時間がかかります。
ここで利用されるのが、集団面接です。
集団面接によって、複数名の応募者を一度に対応して、面接の手間を減らすのが狙いなのです。
集団面接は、明らかにふさわしくないと思われる人から、どんどん不採用にします。
大人数から絞り込むには、最も効率的な形式です。
そのため集団面接は、1次面接や2次面接など、最初の段階で実施されるのが一般的です。
個人面接と集団面接では、心構えが多少異なる点があります。
個人面接のつもりで面接会場に行くと、実際は集団面接で、度肝を抜かれることがあります。
企業によっては、集団面接という告知がなく、いきなり実施する場合もあります。
人気企業や大手企業の面接をするなら、あらかじめ集団面接の心構えを押さえておきましょう。