個人面接の場合、企業に到着する時間は、5分前が理想です。
遅すぎず早すぎず、時間ぴたりという印象を与えます。
しかし、あらかじめ集団面接とわかっている場合は、もう少し早めの到着を心がけるといいでしょう。
心理的な余裕を作るためです。
想像してみてください。
集団面接では、応募者たちが企業に到着後、待合室でしばらく待つことになります。
集団ということは、早めに到着する人もいれば、ぎりぎりに到着する人もいるでしょう。
到着が、ほかの応募者より遅い場合、すでに差をつけられているような印象を受けるでしょう。
余分なプレッシャーを感じることになり、違和感を抱くはずです。
一方、到着がほかの応募者より早い場合、すでに一歩リードしているような余裕が生まれるでしょう。
もちろん早めに到着することで、身なりを整えたり、気持ちを落ち着かせたりする余裕もできます。
わずかな到着時間の差が、気後れと余裕の違いを生み、面接本番の緊張感に影響することがあるのです。
あらかじめ集団面接とわかっているときは、少し早めに到着を心がけたいところです。
ただし早めとはいえ、早すぎるのはよくありません。
目安としては、15分前くらいがいいでしょう。
あなたがほかの応募者を迎える形になれば、心に余裕が生まれるはずです。