うなずきとはいえ、実は2種類あります。
「小さなうなずき」と「大きなうなずき」です。
それぞれを同じに扱っていないでしょうか。
どちらも「相槌」という点は同じですが、相手に与える意味が異なります。
誤解やすれ違いを防ぐため、それぞれの違いを理解して、目的に応じて使い分けましょう。
小さなうなずきは、話を聞いているときに使います。
「話をきちんと聞いて理解しています」「そのまま話を続けてください」などの意味を伝えることができます。
適切に活用すれば、話を盛り上げるカンフル剤になるでしょう。
大きなうなずきは、相手の意見に深く納得や同意をするときに使います。
「なるほど」「私もあなたと同じ考えです」などの意思をしっかり伝えるときに使います。
また、自分が何か強くアピールするときにも、大きなうなずきを使うと、印象的なアピールができます。
ただし、大きなうなずきは動作が目立つため、何度も繰り返すと幼稚に見える場合があります。
焦らず、ゆっくり落ち着いた動作を心がけましょう。
さて、どちらのうなずきにも共通する、大切なことがあります。
きちんと相手の目を見ることです。
相手の目を見ながらうなずくことで、暗黙のメッセージをより強調でき、好印象がアップします。