「この企業は魅力がないな」
そんな一言で、片付けていないでしょうか。
表面だけを見ているのでは、気づきにくいかもしれません。
しかし、魅力がないと思うのは、誤解です。
どんな企業にも、魅力があるはずです。
魅力がなければ、世の中の誰からも相手にされないため、取引が成立せず、とっくに廃業しているでしょう。
魅力が小さくても、魅力は魅力です。
倒産寸前という場合を除き、現在でも経営が続いているのは、何らかの魅力がある証拠です。
その魅力を探すのが、企業研究です。
もし、企業研究をしているとき「この企業には魅力がない」と思えば、注意です。
魅力がない企業に、問題があるのではありません。
魅力を見つけることができない自分に、問題があるのです。
自分に魅力を見つける力がないと、どの企業も平凡、もしくは劣悪に見えてきます。
少しでも変な点が見つかれば「この企業はダメ」と決め付け、企業研究が行き詰まります。
斜めの見方をしているのでは、いつまで経ってもいい企業は見つかりません。
魅力を見つける目を養いましょう。
心がけたいのは「魅力があるはず」という考え方です。
「この企業には、どんな魅力があるのだろうか」と考えながら、企業研究をしてみてください。
「魅力があるはず」という気持ちで探すと、魅力を見つける感覚が研ぎ澄まされます。
自然と、企業の得意や長所が見えてくるはずです。