あなたは自分が好きですか。
それとも嫌いですか。
もし自分が好きというのであれば、素晴らしいことです。
自分の個性や魅力を磨いて、さぞ自分らしい人生を送っていることでしょう。
その調子でどんどん自分を好きになっていきましょう。
問題は「自分が嫌い」という場合です。
「自分が嫌い」という人がいます。
「自分の顔が嫌い」
「自分の性格が嫌い」
「自分のすべてが嫌い」
自分が嫌いな状態はよくありません。
人生の主役は自分です。
自分が嫌いという状態は、自分を否定している状態です。
自分を否定していては、出る元気も出ません。
何も悪いことをしていないのに、不快な気持ちに襲われます。
不快感と倦怠感が止めどなく襲ってきて、何をするのもおっくうになります。
口から愚痴とため息しか出なくなります。
自分が嫌いであればあるほど、何をするにもストレスを感じてしまい、いつも落ち込んだ状態になってしまいます。
感受性が鈍くなり、新しい刺激があってもキャッチしにくくなります。
自分が嫌いだと、世界も暗く感じてきます。
メガネが曇っていると、視界が曇って見えるのと同じです。
心が曇っていると、光を遮り、世界もすべて曇って見えてきます。
見るものも聞くものすべてが、ぼんやりしたものに感じてきます。
人生のすべてが灰色になって、生きるのがつらくなります。
自分を好きになりましょう。
自分が好きになるということは、自分を肯定するということです。
自分を好きになり、自分を肯定すれば、どんどん自己肯定感が高まります。
自然と自分の内側からパワーが出てきて、元気になります。
見るもの聞くもの触れるもののすべてが、心地よい刺激に感じるようになります。
少しくらい嫌なことがあっても、吹き飛ばしてしまいます。
たとえ落ち込むことがあっても、すぐ回復できてしまいます。
自分を好きになることは人生の基本です。
自分が嫌いなら、どうすればいいか。
自分を好きになる努力をしましょう。
「無理だ」「不可能だ」と思わないでください。
自分が嫌いとはいえ、短所ばかりではないはずです。
長所や得意なことがあるはずです。
自分の悪いところは目をつぶり、良いところだけ見るようにしましょう。
たとえば、強みや長所、得意なことや自慢できることです。
自分の素晴らしいところを発見して、集中的にフォーカスして、自分を好きになっていきましょう。
素晴らしいところだけ見ていれば「まだまだ自分も捨てたものではない」と思えるようになります。
自分の価値を実感できれば、自己肯定感が芽生えてきます。
だんだん自分が好きになってきます。
自分を好きになれば、人を好きになれます。
すでに自分が好きならもっと好きになりましょう。
自分が嫌いで困ることはあっても、自分が好きで困ることはありません。
ナルシシストと言われようが変わった人と言われようが、気にすることはありません。
人生の基本なのですから堂々と自分を好きになることです。
自分の素晴らしいところに目を向け、もっともっと、自分を好きになっていきましょう。
自分を好きになれば、落ち込むこともありません。