「大変だ!」
そう思う失敗があれば、一度冷静になってください。
「大変だ!」と思うことは、本当に大変なことなのでしょうか。
壁にぶつかったとき、つぶやいてほしいフレーズがあります。
「これだから人生は面白い」です。
トラブルが発生したとき「これだから人生は面白い」とつぶやきましょう。
人生では壁に当たることがあります。
壁があるからといって簡単に諦めてはいけません。
どうにかできないか考えることが大切です。
文句を言いたくなることがあります。
ささいなことであれば、文句があっても我慢できるでしょう。
しばらくすれば収まったり、一度かぎりのことだったりです。
ある日、試験で問題を間違えました。
「情けない。自分は頭が悪い」
がっかりしてしまいますが、ちょっと待ってください。
人生を楽しむために、次の考え方に注意です。
「もっと楽しまなければいけない」です。
前向きな言葉であり、どこが悪いのだろうかと思いますが、よくないのです。
友人の家に遊びに行って、帰ろうとしたときです。
「またね。バイバイ」と言って、別れます。
友人がドアを閉めるやいなや「がちゃり」という鍵を閉める音が聞こえたことはありませんか。
力不足を感じて、行き詰まってくる。
状況が悪くなり、負けそうな気配が強くなってくる。
トラブルが続いて、失敗で終わる可能性が高まってくる。
ぎりぎり試合に負けたとき。
ぎりぎり不合格になったとき。
大差がついてうまくいかなかったなら、まだ諦めもつきます。
トラブルが起こったら、こう叫びましょう。
「ナイス、トラブル!」と。
私たちは「トラブル=悪いこと」という考えを持っています。
「驚いたら負け」と思っている人がいます。
・驚くべきことでも「大したことないね」と平然なふりをする
・心の中では驚いていても、表情を変えない
仲直りをしたくても、面と向かって謝るのに抵抗を感じる人もいるでしょう。
素直に自分の非を認めるのは、なかなか難しいこと。
自分の非を認めるのは、プライドを捨てなければいけません。
いらいらしたら歩きましょう。
歩くだけでいいのです。
歩けば歩くほど、荒ぶる気持ちが静まってきます。
人生を楽しく生きたいなら、挨拶を心がけましょう。
きちんと相手の顔を見ながら、はきはきした声と明るい笑顔で挨拶をしましょう。
人に挨拶をすると、人生全体が明るくなります。
人の不幸やトラブルをののしらないことです。
ばかにして笑ったり、悪口を言ったりしないことです。
ののしりそうになれば、次の言葉を思い出してください。
ある出来事があったとき、無駄になるのか、ためになるのか。
それを決めるのは、あなた次第です。
出来事が重要なのではありません。
「大変だ。アクシデントが起こった。どうしよう」
突然アクシデントが起こると、気持ちが動転して取り乱します。
何をどうしていいかわからず途方に暮れます。
私たちはときどき「外に出たくない日」を経験することがあります。
外に出たくない理由はさまざまです。
にきびができると、顔を見られたくない心理が働いて、外に出たくなくなります。
気持ちがへこんで、ブルーになることがあります。
体調がよくないとき、心が傷ついたとき、不幸に見舞われたとき。
そんなときは、ブルーになってしまうものです。
不機嫌になっているにもかかわらず、なかなか認めようとしない人がいます。
「機嫌が悪いの? 怒っているの?」と聞かれたとき、とっさに否定していませんか。
不機嫌にもかかわらず「不機嫌じゃないよ!」と。
勉強で物事を覚えるときは、意識したほうがスムーズです。
教科書を読むとき、ぼうっと活字を眺めるだけではなかなか自然に覚えられません。
やはり吸収を意識したほうが、頭に入りやすくなって覚えやすくなります。
逃げ切れないことがあって困ることがあります。
・逃げ切れない仕事
・逃げ切れない宿題
一瞬で明るい気持ちになれるポジティブフレーズがあります。
「大丈夫。こんなに空が青いのだから」です。
つらいとき、悲しいとき、落ち込んだとき。
お金を使ったとき「消えたね」と思う人がいます。
たしかに目の前からなくなって、消えたように感じるでしょう。
お金は、稼ぐのは時間も労力もかかって大変ですが、なくなるときはあっという間です。
人からアドバイスを求められることがあります。
「こんなトラブルで困っています。どうしたらいいでしょうか」
アドバイスを求められると、自分が頼られた感じがあって、嬉しくなるでしょう。
頭がぼうっとして頭が働かないときがあるでしょう。
頭の中で霧がかかったような感じがあると、思考力・判断力・注意力が低下して、仕事に支障が出ます。
頭の働きが悪いときは打つ手がないように思え、さじを投げて諦めがちです。
「ちょっとだけ頑張っても結果は変わらない」
「ちょっと努力したところで、ほとんど差はないよね」
そう思っているなら大きな間違いです。
間違ったとき、非を認めたくない気持ちが出て、言い訳を考えがちです。
そんなときよく使われる言葉が「勘違いでした」です。
自分の非を認めたくない人によく見られる言葉です。
ある日、友人にいいことがありました。
「聞いてよ。こんないいことがあったよ」
わざわざ報告してくれたとき、あなたはどんな反応をしていますか。
仕事で小さなミスをしたとき、隠したくなります。
「叱られるのが嫌だ」
「評価が落ちるのが怖い」