友人の家に遊びに行って、帰ろうとしたときです。
「またね。バイバイ」と言って、別れます。
友人がドアを閉めるやいなや「がちゃり」という鍵を閉める音が聞こえたことはありませんか。
防犯として鍵をかけているのは、わかります。
しかし、少し悲しい気持ちになるものです。
自分が部屋から追い出されたような気持ちになります。
「何か悪いことをしたかな。実は嫌われているのかな」など、悪い妄想をいろいろと膨らませてしまうものです。
せっかく楽しい時間を過ごせても、別れたときの後味が悪くなり、帰り道が寂しくなるものです。
友人を玄関まで見送って、ドアを閉めるときが大切です。
すぐドアの鍵を閉めるのではなく、見送りましょう。
友人の姿が見えなくなるまで見送れば、鍵のかける音を聞かせずに済みます。
相手を悲しい気持ちにさせず、別れの余韻を気持ちよく残せます。
「丁寧な人だな」と思われ、印象が向上すること、間違いなしです。