落ち込みやすくなる、意外な原因があります。
「寝不足」です。
あなたの普段の平均睡眠時間はどのくらいですか。
人は、寝不足というだけで落ち込む生き物です。
睡眠は、人の3大欲求の1つです。
寝不足は、3大欲求の1つが満たされていないことになるため、心身に悪影響を及ぼします。
寝不足になっていると、単純に元気が出ません。
昨日の疲れを引きずってしまいます。
朝から気持ち悪い倦怠感に襲われます。
思考がぼんやりして、頭の働きが悪くなります。
心が暗いベールで覆われた感じになって、なかなか明るい気持ちになれません。
「元気が出ない状態=落ち込んだ状態」です。
寝不足というだけで、すべてのことが下向きになり、自然と落ち込んでしまうのです。
寝不足の状態で、元気を出すほうが難しい。
落ち込みやすい自覚のある人は、寝不足を疑ってください。
慢性的な寝不足であれば、落ち込んで当然です。
落ち込みたくないなら、まずたっぷり睡眠を取りましょう。
十分な睡眠を取った朝は、寝起きも爽快です。
思考がクリアで頭の回転もよくなります。
自然と明るい気持ちになり、ポジティブになれます。
嬉しいことがあったわけでもないのに、自然とハッピーな気持ちに包まれるでしょう。
すっきりした気持ちでいられ、素晴らしい1日を過ごせます。
必要な睡眠時間は人によって異なりますが、一般的に「7時間半から8時間」が必要といわれています。
最低でも6時間は確保しましょう。
目安としては「目覚めが気持ちいいかどうか」です。
仕事の都合で残業が多く、寝不足が続いている人も多いでしょう。
スケジュールの調整やワークフローの改善を行うなどして、早めの就寝を心がけてください。
就寝前にスマホやパソコンで、ゲームやインターネットを楽しむ人もいるでしょう。
就寝前の電子機器の使用は、ブルーライトの影響を受けて睡眠障害の原因になります。
電子機器の使用は就寝の1時間前から控えるよう心がけましょう。
あらかじめルール化しておけば、取り組みやすくなります。
寝る前に考え事をするのもよくありません。
気になって寝られなくなります。
横になったら、頭の中を空っぽにすることを心がけましょう。
なかなか難しい状況もあるかもしれませんが「仕方ない」で済ませるのはよくありません。
必要な対策を講じて、きちんと改善してください。
睡眠は、人生の質に関わる重要要素です。
寝不足は、意識することで改善可能です。
普段からたっぷり睡眠を取っていれば、落ち込みやすい体質から落ち込みにくい体質に変わります。
あれほど悩んでいた落ち込みやすい性格が、あっさり解決することも少なくありません。
睡眠は、毎日の活力源です。
たっぷり寝ることは、人生の質を高めることそのものです。
たっぷり寝れば落ち込まないのです。