大きな問題であれば、誰でも一生懸命取り組みます。
大きな問題は、ほったらかしにできません。
お金・信用・仕事に関わります。
命や人生に関わるケースもあります。
痛みやストレスが大きいので「何とかしなければ!」と必死になります。
1分1秒でも早く解決に取り組み、最善を尽くして解決するでしょう。
大きな問題は、誰でも本気になって取り組むものです。
注意したいのは「小さな問題」です。
小さな問題は、痛みやストレスもありません。
まだ悪影響は表面化していなくて、これといった被害は出ていない状態です。
だからほとんどの人がスルーします。
「これくらい何でもない」「ほうっておけばいい」「しばらく様子見でいいだろう」と思う。
小さな問題であるゆえに、多くの人が軽視して油断します。
面倒だからといって放置したり、対処を怠ったりするのです。
これが良くありません。
放置しているうちに問題がどんどん進行します。
自然と解決する問題は少なく、たいていは悪化していくもの。
じわじわゆっくり悪化していくので、これが気づきにくいのが特徴です。
これを「ゆでガエルの法則」と言います。
状況がゆっくり変化しているため、迫りくる危機になかなか対処できません。
気がついたときには大問題に発展していて、大慌てとなります。
「問題が小さなうちにきちんと解決しておけば良かった」と悔やむことになるのです。
小さな問題であっても、問題であることに変わりありません。
小さな問題のほうが、実はリスクが高いのです。
小さな問題だからといって放置することがないよう心がけたい。
小さな油断が大きな後悔を生むこともあります。
忘れることがないようToDoリストにメモして、タスク管理を行いましょう。
遅くなってもいいので、きちんと解決することを目指すことが大切です。
小さな問題を処理できる人は、普段の仕事も処理できる人です。