問題は本来、気づいたときに取りかかるのが一番良いのです。
気づいた直後は、意識が高まっている状態です。
「解決しなければ!」という気持ちになっています。
やる気の火がついているときに取りかかると、すいすい片付きます。
時間がかかることも、勢いに乗っているときであれば、あっさり片付くのです。
何事も早いに越したことはありません。
「今やるか、後でやるか」で迷ったら、まず「今」を起点にして考えましょう。
今取りかかれるなら、今取りかかるのがいいのです。
ちょっとした問題なら、それほど手間暇はかからず、すぐ片付くはずです。
すぐ片付けば、すぐストレスから解放され、ほっとできます。
一件落着すれば、気持ちいい達成感を味わえるのです。
事情があって、今すぐ取りかかるのは難しい状況もあるでしょう。
対応中の仕事があったり、優先的な仕事があったり、手が離せない用事があったり。
大きな問題の場合も、まとまった時間を確保する必要があってすぐ対応するのが難しいことがあります。
そういうときは、いったん後回しとします。
ただし、ノートやToDoリストなど、きちんとメモに残しておくことが必須です。
人は忘れる生き物です。
頭で覚えようとすると、うっかり失念します。
時間が経ってから「そういえばそんな問題もあったね」となるのがオチです。
ノートやToDoリストなどにきちんと書いて、忘れないようにしておけば安心です。
記憶より記録です。
記憶はだんだん薄れますが、記録はいつまでも残り続けます。
タスク管理を行い、やるべきこととして消化していきましょう。
今取りかかっている仕事が終わったら、すぐさま取りかかります。
着手時期の目安がついている場合は、カレンダーやスケジュール帳に書き込むのもおすすめです。
具体的な予定として立てれば、実行に移しやすくなります。