最初から問題を解決する気がない人がいます。
「どうせ解決できない」「なるようにしかならない」「ほったらかしで良い」と、諦めの言葉を口にします。
人から「やるだけやってみましょうよ」と背中を押されても「無意味」「無駄な努力」と否定します。
言葉・態度・表情から「頑張るだけ無駄」と言わんばかりの雰囲気を醸し出しているのです。
これは良くありません。
「どうせ解決できない」と言いますが、取りかかる前から諦めるのは早すぎます。
最初からトラブルを解決する気がない人は、協力が得られにくくなります。
腐った態度やふてくされた態度があると、同情されることも心配されることも減ります。
「助けてなくていいね」「助けると逆に迷惑かもしれないね」「お好きにどうぞ」と思われるばかり。
いずれ孤立無援となり、最悪の結末を迎えることになるのです。
「どうでもいい」なんて言わないことです。
解決困難な問題だとしても、できるだけ努力する姿勢を見せたい。
なるようにしかならない状況だとしても、できることがあるはずです。
治らない病気であれば、症状を遅らせたり苦痛を和らげたりするなどがあるでしょう。
大きなダメージが避けられないなら、ダメージを最小限に抑えることならできるはずです。
絶望的な状況だとしても、前向きに努力を続けていれば、解決の糸口が見えてくることがあります。
スポーツの試合では、最後まで諦めないで戦っていると、素晴らしい逆転劇を果たすことがあります。
解けないと思われる試験問題でも、最後まで諦めないで考えていると、ぱっと答えがひらめくことがあります。
現実でも同じです。
どれだけ困難な問題であっても、諦めないで立ち向かっていると、奇跡が起きる可能性があります。
思わぬところから助っ人が現れ、がらっと状況が好転する可能性もゼロではありません。
どれだけ厳しい状況であっても、目線は上に保ち続けることが大切です。
最後までファイティングポーズを取り続ける人になりましょう。