カバンやバッグのファスナーを開けたままにしている人がいます。
カバンやバッグの口にはファスナーがついていて、開け閉めできるようになっています。
いちいちファスナーを閉めるのが面倒くさいのでしょう。
ファスナーを開けた後、そのままにしている人がいます。
たしかにいちいちファスナーを開け閉めするのは、少し手間に感じることもあるでしょう。
開けたままにしておけば、また中身を取り出すとき、開ける手間を省けます。
しかし、世の中には泥棒根性を持つ人がいます。
ファスナーを開けたままのバッグは、端から見ると、少々無防備に見えます。
防犯意識が低そうに見られても仕方ありません。
「この人は鈍感そうだ」と思われる可能性があります。
中身が見えてしまい、財布・スマホなどの貴重品が目に入ることもあります。
泥棒根性を持つ人がファスナーが開いたままのカバンやバッグを見ると、悪い衝動に駆られるでしょう。
窃盗は、一瞬の隙を狙われます。
ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなるのです。
カバンやバッグのファスナーは、こまめに閉めるようにしましょう。
必要があるときはファスナーを開け、用事が済んだら閉じます。
開けたままのほうがまた使うとき楽というのもわかりますが、防犯のことを考えるなら、できるだけこまめに閉じるようにしたい。
何かの拍子で中身が外に出てしまうことも考えられます。
当たり前のことを当たり前にするだけです。
少し手間に感じるかもしれませんが、安全には変えられません。
普段から心がけていると、だんだん習慣として身につきます。
ひとたび習慣化に成功すれば、勝手に手が動くようになり、面倒に感じることもなくなります。
たびたび中身を取り出す必要があるなら別ですが、用事がなければ、こまめにファスナーを閉じるようにするのが良いのです。