公開日:2024年2月18日
執筆者:水口貴博

問題意識を持つ30の方法

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あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。

あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。 | 問題意識を持つ30の方法

「問題」という言い方は、少し緊張感が足りません。

「問題=小さなこと」のように感じられ、切迫感がないのです。

試験問題のように、ちょっとしたことのように思われがちです。

「問題」という響きにぴんとこないときは、別の言葉に言い換えてください。

「時限爆弾」と言い換えるのです。

あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられます。

大きな問題があるなら、大きな時限爆弾を抱えていることになります。

問題が2つあるなら、時限爆弾を2つ抱えていることになります。

問題という時限爆弾の特徴は、2つあります。

1つめの特徴は、いつ爆発するかわからないことです。

今すぐ爆発するかもしれません。

1年後かもしれないし、3年後かもしれないし、もっと先かもしれません。

しかし、今は静かでおとなしくても、少なくとも爆発する可能性があるのです。

2つ目の特徴は、放置すればするほど、爆発したときの威力が大きくなることです。

問題は、放置していると、じわじわ悪化の一途をたどるばかり。

爆発はしていなくても、時間の経過とともに、時限爆弾の威力がじわじわ増しています。

長期間ずっと放置した問題は、いざ爆発したときの威力が計り知れません。

私たちは問題が見つかったとき、軽視しがちです。

「何も問題ないね」「別に普通じゃないか」「これくらい大丈夫」と思うことが多いのですが、これが良くありません。

油断は禁物です。

まだ爆発していないだけです。

「問題」という表現は正しいのですが、軽く扱われます。

あなたは今、いくつ時限爆弾を抱えているでしょうか。

時限爆弾なんて誰も抱えたくありません。

「時限爆弾」という表現を使えば、ほどよい緊張感が生まれ、積極的な心が生まれます。

「こうしちゃいられない。早く解決しなきゃ!」となるのです。

問題意識を持つ方法(1)
  • 「問題」という響きにぴんとこないときは「時限爆弾」と言い換えてみる。
違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。

問題意識を持つ30の方法

  1. あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。
  2. 違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。
  3. 今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。
  4. 「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。
  5. 小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。
  6. 問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。
  7. 緊急の連絡は、無視しない。
    1分1秒でも早く確認する。
  8. 危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。
  9. 問題は、気づいたときに取りかかるのが一番良い。
  10. 問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。
  11. 小さな問題のほうが、実はリスクが高い。
  12. 考える時間に、無駄は1つもない。
  13. 問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。
  14. 異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。
  15. 問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。
  16. 「慣れたときが一番危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。
  17. 問題を指摘した人に、腹を立てない。
  18. 聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。
  19. 専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。
  20. 解決不可能な問題であっても、解決可能な問題に転換できることがある。
  21. 問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。
  22. 就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。
  23. 問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。
  24. 「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。
  25. 中途半端な解決は、それはそれで問題。
  26. 問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。
  27. ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。
  28. ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。
  29. あなたには、保留中の問題がある。
  30. 「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。

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