問題に取り組んでいると「解決できなかったらどうするの?」と言ってくる人がいます。
それは職場の人であったり、友人であったり、家族であったりです。
あまり嬉しくない一言です。
きちんと真面目に取りかかっているというのに、わざわざ意欲をそぐようなことを言ってくる人がいるものです。
解決できなかったからどうするのと言われたところで仕方ありません。
「だったら、問題を放置しておけばいいのですか」という話になります。
さて、こんなときあなたなら、どんなセリフで返事しますか。
「解決できなかったらどうするの」と言われたら、こう言い返しましょう。
「放置するよりは良い」です。
取りかかったからといって、必ず解決できるとは限りません。
努力が実らず、残念な結果で終えることもあります。
そうだとしても、放置するよりは良いのです。
問題は問題です。
どんな問題であろうと、NGの状態ですから、何らかアクションを講じる必要があります。
解決できる見込みが低いとしても、放置するよりは良いのです。
問題を先送りせず、早めに着手ができていることは立派なことです。
少なくとも何もしないでいるよりは、可能性があります。
問題に取り組んだ結果、解決できなかったとしても、それは仕方ありません。
ベストを尽くしたことになります。
やるべきことをやった結果ですから、結果にかかわらず、自分の行いに誇りを持てます。
貴重な経験の1つとなり、次の課題における問題解決力もアップします。
解決に向けて、きちんと問題に取り組んでいる自分を認めましょう。
「放置するよりは良い」と言い返せば、相手は何も言えなくなります。
はっと我に返り、つまらないことを言ってしまった自分が恥ずかしくなるのです。
問題解決の意欲が下がったときも、自分に「放置するよりは良い」と言い聞かせてください。
仕事の意義を再認識できます。
びしっと気合が入り「よし、頑張ろう!」と思えるのです。