問題が起こったら、少し大げさに考えることをおすすめします。
小さな問題が起こったとき、私たちは軽視する傾向があります。
「これくらい大したことない」「放置で大丈夫」「そのうち自然と直るだろう」と軽く考えがちです。
実際に大したことはなく、現時点でこれといったトラブルにはなっていないかもしれませんが、油断はできません。
小さな問題であっても、問題は問題です。
ピンチもトラブルも、最初は小さな問題から始まることが多い。
小さな問題として甘く評価し、軽く扱っていると、知らず知らずのうちに悪化が進行します。
気づいたときには大問題になっていて、大慌てすることになる。
すでに取り返しがつかない状況になっているケースも少なくありません。
だからこそ、問題は、実態より厳しめに評価するくらいでちょうど良いのです。
考え方としては「小さな問題=トラブルの第一歩」です。
「トラブルの第一歩」と思えば、こうしてはいられないと思います。
厳しめに評価しておくことで、課題としての認識が強くなります。
今はまだ小さな問題であっても緊張感が生まれ「きちんと取り組んで解決させておこう」となるのです。